小学校低学年ころから春から初夏にかけて鼻水、くしゃみが出ていて耳鼻科に通っていました。
当時は「花粉症」という名前はなく、「アレルギー性鼻炎」「季節性鼻炎」などと呼ばれていた気がします。
耳鼻科に行くと、鼻の奥に薬を塗って今で言うネプライザーのような治療を行いますが、耳鼻科がものすごく込んでいて2時間待ちは当たり前。でも治療は10分という、小さいながらも「何だかなぁ」と思っていました。
なので、花粉症歴は30年以上となります。
その長い遍歴の中で色々試した民間療法や医学的治療などを紹介し、花粉症で悩む人の力になれればと思います。
花粉症の初診断は昭和36年
ネット上でいつから花粉症と呼ばれ始めたのかを調べると、どうやら昭和36年とのことです。
しかし、今ほどメディアもタイムリーに報道はされていなかったので、一般的に「花粉症」と言われ始めたのはそれから15年から20年後くらいな気がします。
学校の健康診断でも「鼻炎」「アレルギー性鼻炎」などと診断されていた気がします。
花粉症の方の市民権を得られたのは最近?
その後、昭和も終わり平成になると「花粉症」という言葉はかなり一般的になり、社会問題としてTV・新聞、雑誌で取り上げられるようになり、一気に広がりました。
そうなると、メディアも花粉症対策を盛んに報じるようになり、オカルト的な対策も含め様々な花粉症対策が出てきました。
その後、国会や東京都などの自治体も本格的な対策に乗り出しましたが、花粉症を激減させるような決定的な対策もないまま今日を迎えています。
今では花粉症だからとマスクするのは当たり前でしたが、20年ほど前ではまだまだ「花粉症は甘え」的なイメージなのかマスクを禁止されている職場(特に接客業)も当たり前にありました。
私もいた職場も口うるさいおばさま職員が、「マスク禁止」を唱えていて、アホかと無視していましたが、そのおばさまが怖い他のスタッフは我慢しながらマスクを外していましたので、今ではマスハラ(マスクハラスメント)と言っていたかもしれませんね。
その後、今まで花粉症とは無縁だった人達が次々と花粉症を発症するような状態になったのが、17年くらい前かと記憶しています。
先ほどの口うるさいおばさまもこの時に花粉症になったようで、自分もマスクをし、花粉症の辛さを体感したのでしょう。すっかりダンマリでした。
そして、現在に至るわけですが、私が今まで行ってきた花粉症対策を交えながら、お伝えしていきます。