花粉症のベテラン、ヒロシです。
平成に入るとメディアがこぞって花粉症を報じ始めました。
特に雑誌系は部数至上主義というか、かなり怪しい花粉症対策が紹介され、花粉症に悩む人達の多くは私も含めその情報に翻弄されていたと思います。
なぜなら、「花粉症を治したい」というニーズはどんどん増えていったので、ブームのような感じになったのもこの頃です。
実際、私も人にこう聞かれました。
「花粉症治せるならいくら支払う？」
「100万円でも200万円でも払う！」
と即答したのを記憶しています。
実際に試した花粉症対策「野菜スープ健康法」
平成6年に「野菜スープ健康法」というのがブームになりました。
TVや雑誌などで毎週のように報道され、専用のムック本までコンビニに並ぶくらいの大ブーム。
最初は「健康法」で紹介され、その後「花粉症にも効く」という派生型情報で、ブームがさらに広まった感じでした。
実際私も毎週のように週刊誌で「野菜スープ健康法」をむさぼり読み、ついにはムック本も買い、毎日野菜スープを作り始めました。
作り方はニンジン、玉ねぎ、ごぼうなどを水煮するだけなのですが、弱火で長い時間煮て、野菜の栄養素をしっかり出すという触れ込みだった気がします。
弱火で煮るのですが1時間以上煮出すのが段々面倒になったり、忘れて水気が飛んで鍋を焦がしたりして、結局2週間ほどで続かなくなりました。
それを毎日飲んでも症状は変わることなく、あれだけ報道された「野菜スープ健康法」もあっという間に誰も見向きをしなくなりましたね。
ただ、ネットで「野菜スープ健康法」と検索すると色々な書籍が出ていて、花粉症とは関連のない領域で長く支持されているのかもしれません。